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この道を行けば
2007/10/08(Mon)
 枯葉積もるその道を歩く1人の男。
何人もの人が歩いたようで、枯葉はかなり踏み固められている。
「ザッ、ザッ」っと踏み歩くその歩みはかなり遅い。
この日何本目であろうか、タバコに火を点けるがどうやらこれが最後のマッチらしい。
 この男の歩む道の先を見てみるといくつのも分かれ道がある。
後にもあるようだ。
この男はこの場所へどの道を通って辿り着いたのか。

 「フー」っとタバコを吹かしながらわたしは思いにふける。
かつてこの道を一緒に歩んだ仲間たちはどこ行ったのだろうかと。
ある者は別の分かれ道へ、ある者は立ち止まり、またある者はもっと先へと。
 木々からの木漏れ日は所々しか照らしておらず、
わたしのこの歩みには丁度いい明るさかもしれない。
かつての仲間たちにわたしは何が出来ただろう。
その時々で精一杯やっているはずであるが、
この歩みの遅さゆえに離れて行った仲間もいるだろう。
 また会うことができるであろうか?
あの分かれ道を行けば。
あのカーブを曲がれば。
その先にいるかもしれない。と思ったりもする。
二度と会えないかもしれないとも思うが、
それはこの歩みを進めてみなければ解らない。
 歩こう。
今日も歩いてみる。

 その男は分かれ道に進むと、なにやら灯りを見つけたようだ。
しかし進むにつれてその灯りは小さくなり、着いた頃には消えている。
 灯りがあった場所らしいところには、木の燃えカスがあり、
どうやらここで焚き火をしていた人がいるようである。
 マッチはもうなく、火を点ける事は出来ない。
男は舌打ちしながら、また別の分かれ道へと歩いてゆく。
木漏れ日を頼りにして。
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歩く
はじめまして、こんにちは、関連記事なのでトラックバックさせていただきました。ヨロシクお願いします。 …
2007/10/08 14:57  isimaru 2
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